知へのステップ


  • 感想
    • 特別なことや奇をてらうことは書かれていない。学生に身につけて欲しい普通のこと。
    • ガイドは、初学者にはわかりやすくていい。でも、あくまでも原則であって、熟達したら逸脱するのもありと伝えておきたい。
    • コース教員で共有し、追加・修正を加えてコースのスタディ・スキルとしてまとめたい。出版してみたい!
    • 値段が手頃。
    • ワークショップを最初にやって、そのあと解説という方式は、授業に最適。
    • 不足分は参考文献などを手がかりに補充したい。コース教員にその情報を求めてみよう。
      • 本多勝一『日本語の作文技術』
      • アドラー『本を読む本』
      • 井上真琴『図書館に訊け!』
      • バーバラ・ミント『考える技術・書く技術』
      • 野矢茂樹『論理トレーニング101題』
  • 読む
    • 概要をつかむ
      • 目次読み
      • 下読み
    • ターゲットの記述箇所を熟読する
      • キーセンテンスを探索
      • 論旨の展開を把握
      • (式の変形を追う)
    • 要約する
      • 捨てられるもの:前置き、具体例、引用、繰り返し、修飾、言い換え
      • 残すもの:意見、主張、まとめ
      • ポイント
        • 接続詞(と一部の副詞)は文の論理関係を示す
        • 反復は強調を意味する
        • 指示語の示す単語を把握する
        • 重要な箇所、印象に残った箇所にマーキングする
    • 意見をもつ
      • 読んだ内容を理由として挙げ、意見をもつ
      • もし自分なら、もしこういう状況なら、と仮定して考えてみる
  • 情報収集
    • 図書館の司書に「こういう資料を探している」と質問できる
    • ネット検索では、誤った情報に注意
  • 書く
    • 事実:他者が確認できる内容のこと
    • 意見:事実に基づく(根拠のある)論理的な主張
    • 手順
      • スケジューリング
      • 練る
        • 情報収集
        • 主張
        • アウトライン
        • 情報整理
        • 三部構成
      • 書く
        • 執筆
        • 推敲
    • 書式
      • 引用
      • 参考文献
    • わかりやすい
      • 図:文字より図
      • 表:まとめて見やすく
      • 箇条書:まとめて見やすく
      • 引用:説得力
      • 短文:40文字程度
      • 読点:動詞が2つ以上あるとき、その間に
      • 段落:主張をいくつかに分けてわかりやすく
  • 発表
    • 特徴
      • 一度きり:聞いた瞬間消え、後戻りはできない(文書ならできる)
      • 相手の反応が見える
      • 文字、図、表、音声、動画
    • 手順
      • スケジューリング
      • 練る
        • 情報収集
        • 主張
        • アウトライン
        • 情報整理
        • 三部構成:結論+序論、本論、結論
      • スライドを作る
        • レジュメ
        • スライド
      • リハーサル
        • 読み原稿
          • 理解しやすい順番に提示する
            (視聴者が既に知っていることからはじめる)
          • 重要な言葉は繰り返す
          • 話し言葉で
        • 注意
          • ゆっくり話す
          • 見せながら話す
          • 視聴者の顔を見ながら話す
          • 無駄な動きをしない

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